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みゅう.112

Author:みゅう.112
 出身地 : 愛知県

 
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プノンペンで見つめる、カンボジアの歴史

 
2012/01/19(Thu) Category : カンボジア
クニョム チョールチャット クマエ (私はカンボジアが好きです)


     今日の内容は、アップすることを悩んだ末の記事です

       もしかすると、不適切な表現があるかもしれませんが。
            どうか、誤解なく伝わりますように・・・


プノンペンの町並みも、見覚えある場所は少なくなった印象を受けます。
今までなら、まずは町並みやマーケットをゆっくり見たでしょうが。
滞在期間に限りがある今回は、優先順位が変わります
あたしには、訪れたい場所がありました。

行ってきたのは、カンボジアに残る 『負の遺産』

 「トゥール・スレン残虐博物館」です


P1060090.jpg
これがゲート

カンボジアの悲しい歴史については、今までも少しご紹介してきました。
実は、あたし自身もしっかりと理解できていません
この国の歴史については、いろんな見解があるようですから。

以下はあたしなりの理解なので、詳しくは・・・ご自身でご確認ください


   1953年、長く続いたフランス支配からの独立を遂げたカンボジア。
   (第2次世界大戦中は、日本との共同支配下にあった時代もあるようです。)
   経済政策の失敗により、国民からの不満を生んでしまい。
   1970年、警察を相手に起きた暴動が・・・クーデターにまで発展しました。
   これには、隣国ベトナムで起こっていた戦争とも深い因果関係があるようです。

   そして5年後に生まれたのが、ポル・ポト政権。
   カンボジアは彼の独裁政権となり、急進的な共産主義の政策をとりました。

   民主主義国家で生まれ育った、わたしには理解できませんが。
   彼なりに、理想郷を作ろうとしたのでしょう。
   国民から全ての財産を没収し、全国民を農業に従事させる法令を強要しました。

   そして、ポル・ポト自身が反乱を恐れてのコトか。
   もしかすると明確な理由さえ、なかったのかもしれませんが。
   まずは彼の政策に疑問を唱える人が、処刑されました。

   この事実を隠蔽するために、この事態はますます悪化したようです。
   残虐行為を行った人の中には、処刑されてしまった人も。

   その後は・・・『不穏因子』という名目で。
   罪もない国民に、一方的な理由を押しつけて。
   ポル・ポトに服従した、同じカンボジア国民により。
   老若男女を問わず、より残虐な行為が繰り返されました。
   
   逆に、残虐行為を行っても罪に問われず・・・解放された人もいるんだとか。
   現在はどんな思いを抱えて、生活していらっしゃるんでしょうか?


ポル・ポトが支配した4年間は、「暗黒の時代」とも呼ばれて
その期間だけで、犠牲になったカンボジア人が全体人口の1/2とも言う人もいます。
はっきりした統計は、平和が訪れた今でも把握できないんだとか

国際的な視点から、カンボジアに平和が訪れたのは1993年。
たった、数年前のコトです。


今回、訪れた「トゥール・スレン残虐博物館」というのは。
当時・・・カンボジアの人によって、カンボジアの人が処刑された場所。
その悲惨な過去を忘れないために、博物館として観光客に開放されています

2009年に、世界遺産登録されました。

ここにある、目を背けたくなるような展示物の数々と。
あたしは3時間以上、しっかりと向き合ってきました。
カンボジアを旅したのなら、絶対に避けて通ってはいけないと思ったから

* 写真を載せることは、あたしには出来ませんでした。すいません・・・ *


今も、カンボジアは混乱した時代の影響が残っています
『争いの終わり=完全な平和』、ではないことを、教えてくれます。

まだ国土に多く残る、地雷。
その負の遺産により・・・未来を手放さざる得なかった人の存在があります

アンコールワット遺跡群では、演奏家として。
その他の都市では、物乞いとして。
力強く生きている人が、国内には数多くいます

全ての人と向き合うコトは、もちろん無理ですが
あたしは何人かと、お話をしてきました。


P1030217.jpg
シェムリアップ、バンテイア・クデイ遺跡にて
       
       P1050302.jpg
       シアヌークビル、オールティル・ビーチにて


あたしは。
本当の優しさや強さを手にするには。
それ以上の苦しみや悲しみを経験しなければ、手にできないと思ってます

「痛み」の判らない人間は、気付かずに他人を傷つける。
「悲しみ」を知っている人間は、相手を思いやることが出来る。


カンボジアの人の、優しさや穏やかさは。
この国の歴史に基づいたものなのかもしれないと、あたしは思ってきました

どれほどの経験を、乗り越えてきたんだろう

そう思うと、日本に生まれ育ったあたしには・・・適わないモノを感じます。
理解するコトなんて、そもそも無理なのかもしれません。


旅というのは・・・自分が主人公
嫌なコトは避けて通れるし、好きなことだけを追求することもできる。
それを否定する気は、全くありません。
自分が同類だってコトも、ちゃんと理解してます。

勝手な意見ですが。
あたしは少しでも、こういう現実と向き合っていたいと思うんです。
わざわざ海外へやって来た意味は、そういう部分にあると考えているから

日本だけじゃ、ありません。
人間の住むところには、どこにでも必ず争いの歴史があって。
多くの過ちを物語る、過去があります


あたしはここを訪れてみて、良かったと思ってます

その理由は。
多くの観光客がここへ見学に来ている事実を、知るコトができたから。
地元の旅行会社も、格安でここへ訪れるツアーを組んでいるそうですよ

P1060097.jpg
ツアーで訪れていた、欧米からの観光客の方々

平和の尊さ・・・人間の弱さ。

そういったコトを考える機会を与えてくれる、この施設へ訪れることで。
「同じ過ちは、絶対に繰り返さない」、そう素直に感じると思うんですよね。
この思いを感じる人が増えたら・・・

きっと、いつまでも平和を維持するコトが出来る


あたしは、そう信じたい


P1060342.jpg
今日、王宮周辺から見た夕日


いつも最後まで読んでいただいて、ありがとうございます(*^ー^*)

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